主な農作物一覧
枝豆
枝豆は大豆が未熟なうちに枝ごと切り取ったものです。
たんぱく質やビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維を含んでいます。
枝豆は、豆と野菜の両方の栄養を摂ることができます。妊婦に必要な葉酸も含まています。
野菜嫌いな子供も好んで食べてくれるうれしい野菜ですね。
新興エコファームでは、手塩にかけて大事に育てた枝豆を一番おいしい状態でみなさまにお届けするために、
予冷庫や脱莢機(だつさやき)を導入しています。
そのため、収穫後すぐに莢をもぎ、選別・袋詰めし短期間で冷蔵できる環境になっております。
出荷時は鮮度保持袋(P-プラス)に入れており、この袋は、枝豆を300g入れたときの呼吸量に合わせて目に見えない穴がたくさん開いています。
こういった工夫により、新鮮なままの枝豆をみなさんのもとへお届けすることができています。
そら豆
2月に播種しまだ雪の残る3月下旬~4月上旬に定植、収穫は6月下旬です。
手作業が多く収穫期間も短いため大規模な作付は難しいですが、年配者でもできる作業が多いです。
堆肥を通常の3倍以上使用し、化学肥料を通常の施肥料の3分の1ほどにおさえているため、
安全で甘みがマイルドなそら豆になっており、日持ちもします。
成分はたんぱく質やでん粉が主で、ビタミンB1・ビタミンB2の他、カルシウム・リンなどのミネラルが多く含まれています。
また、皮膚のトラブル解消によいとされている亜鉛も100g中約2.4mg含んでいます。
菌床椎茸
エコファームではビニールハウス内にて肉厚で高品質な菌床しいたけを生産しています。
生食・調理用食品としての出荷はもちろん、乾燥食品にして風味を濃縮したものも販売。
干し野菜(加工品)にミックスして味を調えています。
椎茸はミネラルや食物繊維を多く含む低カロリー食品です。
ビタミンB群は一般野菜の2倍含まれると言われており、ビタミンDも豊富です。
- 菌床椎茸とは?
- おがくずにふすま、ぬか類、水等を混合して ブロック状、円筒状等に固めた培地に種菌を植え付ける栽培方法です。
麦
収穫が梅雨時期と重なるため、この時期の晴れの日は大変貴重です。
作業機は稲作と共用できるためコストの低減となり、転作作物としては大規模化が可能です。
麦には、食物繊維は米の10倍、カルシウムは4倍、鉄分は2倍含まれており、高い栄養価を誇っています。
カレーライスや炊き込みご飯に混ぜて麦を使用すると子どもも食べやすく、栄養を取ることができます。
学校給食で使用している地域もあります。
米
当地区は田沢疎水の豊かな水に恵まれ、寒暖の温度差も適度で稲作には適地です。
秋田県を代表するお米であるあきたこまちを中心に栽培しています。
圃場は未整理で作業効率は決して良いとは言えませんが、隅々まで行き届いた管理ができるという利点があります。
- 「あきたこまち」
- コシヒカリを母とし、奥羽292号を父として昭和59年に誕生した品種で、 親以上のつやと粘りを持つのが特徴です。 もちもちとした食感で粘りがあるため、おにぎり等で冷めても美味しいのも特徴の一つです。